夏、祓えの祭<< 一覧 >>新年の祈り


平安時代の末から盛大に行われていた歴史ある祭礼。午前9時より本殿で祭典を執り行います。正午過ぎより、それぞれ重さ1.5トン近くある3基の豪華な神輿の渡御が始まり、氏子区域を練り歩きます。夕刻、提灯と松明(たいまつ)の明かりの中、神社に神輿が還御する様子は壮観です。江戸時代には、祭りに訪れた人々に貴重な餅を惜しげ無く振舞う慣わしがあり、別名の「餅祭り」は季語になっています。
王朝時代を偲ばせる雅やかな行事。平安時代の装束を身につけた歌人が、庭園の流れに沿った座に着くと、川上から童子が、鴛鴦(おしどり)の姿をかたどった羽觴(うしょう)の背に朱塗りの盃をのせて流します。歌人は「羽觴」が流れ来るまでに和歌を詠み短冊にしたためそして盃を取り上げてお酒をいただきます。宴の間には静々と白拍子の舞も披露され、一層興趣を添えます。石蕗(つわぶき)の黄色い花と、歌人の色とりどりの装束が緑の苔に映えます。


参拝者の祈願が込められた数千本もの火焚串を忌火で焚き上げ、「大祓の詞」を全員で唱えて無病息災・家内安全を祈願し、優雅な「浦安の舞」を奉納します。